部門紹介
RI検査・PET検査とは放射線を放出する医薬品を体内に投与し撮影する検査です。
体内に医薬品を投与すると、特定の臓器や組織に集まり、そこから放射線を放出します。その放射線を外側にあるカメラで撮影します。この検査は体の「形態」ではなく、体の「機能」を画像化するという特徴があります。
また医薬品によっては検査だけでなく、特定の臓器や組織に集まることを利用して治療を目的としたものもあります。
当院では、RI検査室が3室、PET検査室が1室で稼働しています。
- Discovery NM530c(GE社製)
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- Symbia Intevo bold(SIEMENS社製)
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- 甲状腺摂取率素測定器(安西メディカル社製)
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- Discovery NM/CT670(GE社製)
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- Vereos(PHILIPS社製)
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RI検査室では、医師4名、看護師3名・診療放射線技師6名(核医学専門技師1名含む)が在籍しています。
検査の一例
- 心筋血流シンチグラフィ
- 心臓に栄養を与える動脈(冠動脈)の血流や心筋壁の運動機能などの評価をする検査です。
- 骨シンチグラフィ
- 腫瘍の骨転移などを発見する検査です。
- 脳血流シンチグラフィ
- 脳の血流分布を評価する検査です。 脳血管に障害を引き起こす脳梗塞や、もやもや病などの診断に有用です。また最近ではアルツハイマー病などの認知症の診断にも使われています。
- PET検査
- 当院のPET-CT検査では,ブドウ糖とよく似た構造を持つ18FーFDGという薬を使用します。
多くの悪性腫瘍は正常細胞と比較して,ブドウ糖をたくさん必要とします。そのため、ブドウ糖に似たFDGを取り込んでもらい、その状態を撮像することで悪性腫瘍の位置や大きさを調べます.また,病気の活動性や治療の効果を調べることができます。
\私たちが担当します/