熊本大学病院 中央放射線部

ご挨拶・スタッフ

技師長挨拶

中央放射線部は、中央診療棟1階と地下1階および西病棟3階に位置し、本院の中央診療施設部門のなかで、放射線を使った診断と治療を担っています。放射線を使った診断と治療では、大きく「画像診断」と「放射線治療」に分けられ、さらに画像診断では「X線診断」と「核医学診断」に分けられます。詳細な説明は各部門に委ねますが、下記に概略を示します。(括弧内は存在場所)

n_oya.jpg
  • 画像診断
    1. X線診断
      • ①X線撮影、透視、骨密度(中央診療棟1階):胸部や腹部、骨のレントゲン写真、乳房(マンモグラフィ)、透視検査、骨密度検査
      • ②CT(中央診療棟1階):マルチスライスによるCT検査
      • ③MRI(中央診療棟1階):3テスラ装置によるMRI検査
      • ④超音波(中央診療棟1階)
      • ⑤血管造影(中央診療棟地下1階):近年では診断のみではなく、血管内手術等の非 侵襲的治療も多く行います。
    2. 核医学診断(西病棟3階):放射性同位元素を使った画像診断や治療を行います。
  • 放射線治療(中央診療棟地下1階):放射線を使ったガン等の治療を行います。

    中央放射線部では、診療放射線技師(47名)、看護師(28名)、技術補佐員(6名)が各部門に配属され、画像診断・治療科、放射線治療科を始めとする各診療科医師と共に、患者様のために日々診療を行っています。熊本県のトップクラスの総合病院として、高い診断精度と治療効果を維持しております。また、大学病院の使命である教育と研究についても、医学部学生や他院の技師の教育、より高い精度の診断と治療の研究や被ばく線量の低減に関する研究も行い、医療の進歩にも貢献しています。われわれ診療放射線技師は、「放射線」に関するプロです。放射線の検査や治療に関するご質問等がございましたら、遠慮なく担当の技師にお聞きください。

熊本大学病院 中央放射線部 診療放射線技師長
羽手村 昌宏