アクロス福岡にて、「第17回九州放射線医療技術学術大会」に座長として参加したので報告します。当院からは、座長として4名、演者として1名参加しました。今回の学会のテーマは「The Origin 拡張する職域と放射線技術学の進化」という内容で行われ、シンポジウムではモダリティ問わずAI・Deep Learningを用いた技術の話があり注目の高さを感じました。私が担当した一般演題セッションでも、全例がDeep Learningに関連した演題であり基礎的な検討から臨床的な内容まで幅広く、演者と聴講者との活発な議論が交わされました。また、実行委員会企画として、タスクシフト/シェアに関連し、実際に運用を進めている施設の話がありました。やはり診療放射線技師の中では関心の高い話であり、多くの聴講者が聞き入っていました。導入の進め方や進めていくことのメリットなど非常に参考になる内容でした。
学会終了後の福岡の街は、全国旅行支援の影響もあり非常に賑やかででした。新型コロナによる第8波が迫る中、学会に現地参加できたのは非常に貴重な経験となりました。この学会を通して得た経験や知識を持ち帰り、日頃の臨床や研究にフィードバックしていきます。